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一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟
平成 24 年度 事業の概要
■一般社団法人としての事業2年目
昨 23 年は、一般社団法人としての発足直後、3 月 11 日に東日本大震災が発生し、未曽有の
被害をもたらしました。連盟も多くの大会中止を余儀なくされ、新体制になったばかりの連盟
の足元を浚いかねない事態となりました。しかしながら「大震災不屈支援」の舞洲クリテ大会
を皮切りに、皆様方のご支援ご協力により、ほぼ計画された大会数まで挽回でき、大会参加選
手が前年比の 106.1%となるなど、何とか存続の危機は脱することはできました。
そして事業2年目の今年度は、新法人の発展と継続の年とし、『見て楽しく、走って愉快』
をモットーに魅力ある連盟をめざしてまいりました。
活動方針としては、1.メジャースポーツへの成長、2.情報発信力での広報強化、3.事
務局活動の充実、4.持続可能な地球環境との共生、を掲げました。
1.メジャースポーツへの成長
JPT価値向上をめざし露出機会をふやし、また、大会自体も安全、公平を基本に据え、
グローバルスタンダードな運営を目指しました。新たに第三者の目でチェックできる要員を確
保し、問題点を洗い出して、個々の問題について早急に改善に努めたことは、成長の一歩とな
っております。
2.情報発信力での広報強化
Jプロツアー専用のサイトを起ち上げ、各チームに公平に情報発信する場を提供し、観戦
ファンの獲得に努めましたが、残念ながら、まだまだチーム側に温度差もあり、充分活用でき
ていないのが実態です。課題も明解になり、継続については方向転換をしていきます。
Jプロツアーすべての大会に広報専任スタッフを常駐させて、報道関係者のアテンドの質
を高める事ができました。なかでも報道専用の移動車を設けたことは、関係者より高評価を得
ました。
連盟初の地上波放映が東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)により、
関東圏エリア限定ですが実現しました。詳細別項。
3.事務局活動の充実
昨年度は西日本大会の事務局業務の一部を別会社に委託していましたが、今年度は、全ての
大会を連盟内部のみで準備、運営しました。社員を増やさずに行ったため、準備遅れ、準備不
足の部分もあったかとは思いますが、全てを連盟内部で把握できたことは、社員のスキルアッ
プのみならず、無駄を排除し、経費を節減していく上で大いに役立ったと言えます。
ホームページへのリザルトの即日掲載、写真入り大会レポートの翌日掲載、問合せなどに対
する事務局のレスポンスの早さなど、アンケートでも好評価をいただきました。
一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟
4.持続可能な地球環境との共生
大会要項、スタートリストなど必要な情報は事前にホームページから確認するようチーム
へ指導し、監督会議ではプロジェクターを使用、昨年までは全大会で印刷していたパンフレッ
トを、今年度はクライアント等の関係でどうしても必要な大会のみ作成するなどペーパーレス
化に努めました。
補給、回収ゾーンを徹底し、ボトルや補給食のパッケージのポイ捨てにはペナルティを科
すことで、ごみゼロを目指しました。
■開催事業の状況
・新規大会(しもふさクリテ、TT南紀白浜、堺クリテ、大井ロード、幕張クリテ)
、新規開
催地(伊豆ベロドローム、渡良瀬遊水地)、Jユースツアー全 4 戦の初開催など、盛りだくさ
んの内容にて、ロードシリーズ全 26 大会、トラックシリーズ全 4 大会を行うことができまし
た。
・日本自転車普及協会主催の「ツアー・オブ・ジャパン(以下TOJ)」と連携し、TOJの
初日の堺ステージと最終の東京ステージで、Jエリートツアーを開催することができました。
大観衆の中で走る事の喜びを噛み締めた選手も多く、競技を続けるうえでのモチベーションが
さぞかし高まったのではないかと思われます。
・全日本ロードは広島森林公園で開催し、個人優勝はマリウス・ヴィズィアック(マトリック
スパワータグ)
、団体戦は宇都宮ブリッツェンの優勝となり、栄えある経済産業大臣旗(輪翔
旗)が授与されました。
・トラック競技のうち「西日本トラック」以外の3大会は、日本で初の屋内板張り250m
の走路を備え、世界基準で設計した伊豆ベロドロームで開催されました。この最高の環境で、
日頃、鍛えた走力を存分に発揮できる経験は、世界に目を向けて一層の鍛錬をする励みになる
と確信します。
■数字による実績
・本年度登録者数 2,301 名(前年比 102.6%)
、登録チーム数 274 チーム(同 97.5%)となり
ました。チーム数は減少していますが、ロード競技の本質は「団体戦」であることから、好ま
しい傾向にあるといえます。
・JBCF ロードシリーズでは、トップカテゴリーのJプロツアーで全 17 戦を開催。参加チー
ムは 24 チーム(混成の Team JBCF を含む)
、登録選手は 193 名となりました。
・Jエリートツアーは全 26 戦、登録選手は 1,955 名、Jフェミニンツアーは全 25 戦、登録
選手は 104 名。Jユースツアーは全4戦、登録選手は 49 名です。
・JBCF トラックシリーズは全4戦の開催でした。
・大会エントリー数はロードシリーズ 9,401 名、トラックシリーズ 220 名、合計 9,621 名(そ
れぞれ前年比 124.6%、103.8%、124.1%)となりました。
一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟
■広報活動
・J プロツアーの各大会のレース動画を WEB 上で無料配信(YouTube)し、さらに連盟初
の地上波放映が東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)により、関東圏エ
全 16 戦を 3 つに分けた各 30 分のダイジェスト版を 6/10、8/17、
リア限定ですが実現しました。
10/26 の 3 回、総集編を 11/25 に 60 分番組として放映しました。
・10/6-8 のサイクルモードフェスタ(大阪)、11/2-4 サイクルモード(幕張)ともに1小間の
ブースを出展。レース動画放映、公式ガイドブックやチラシ配布、パネル展示により「実業団
レース」をアピールしました。またJプロツアーの選手にも多数立ち寄ってもらい、ファンと
の交流の時間も設ける事ができました。
・サイクルモード幕張会場 2 日目には、
「JBCF ロードシリーズ 2012 年間アワード」と題し、
メインステージにおいてJプロツアー、Jエリートツアー、Jフェミニンツアー、Jユースツ
アーの個人総合、チーム総合の表彰式を行い、さらに最終日には、会場内特設コースにおいて
「タイムトライアル選手権」を実施、実業団のトップ選手を招待し「実業団レース」の一端を
多くの来場者へアピールすることができました。
・JBCF 公式ガイドブックを3万部発行。全国のプロショップ、レース会場などでも配布し、
好評を得ております。
■決算報告
・平成24年度の正味財産期末残高は、期首残高の△866,031 円と当期増減額の△6,920,578
円を合計し、△7,786,609 円となってしまいました。これは補助事業の補助金受入れの遅延に
よるものです。平成23年度は補助金申請額が 2,956,000 円で、現時点での受入れ額(金額は
未定)は 0 円、また、平成24年度の補助金申請額 10,291,092 円(7大会分)に対し、現時
点での受入れ額は1大会のみで 454,202 円に留まっております。
支出に関しても今一度削れる部分を見直すと共に、連盟登録者、及び参加者の増加にも努
めてまいります。皆様におかれましてもご理解、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
以上